原因
類鼻疽菌に感染することを原因として発症します。類鼻疽菌は、主に東南アジアやオーストラリア北部を中心として、世界各地で広く環境中に存在する細菌です。
環境中に存在する類鼻疽菌を吸い込んだり、水や食べ物と共に口から摂取したりすることで感染します。また、傷口などから類鼻疽菌が体内に入り込むこともあります。
類鼻疽は、類鼻疽菌に感染すると必ず発症するわけではなく、不顕性感染(感染したものの症状が現れない状態)も少なくはありません。しかし、糖尿病や高血圧、腎不全、慢性閉塞性肺疾患、喘息を持つ人や、過度のアルコール常習者の人は発症したり重症化することも知られています。
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