症状は、原因にかかわらず基本的には共通しています。
食べ物の通過障害が起こるため、吐き気や胸焼け・嘔吐・嚥下後の胸痛などの腹部症状が生じます。また食道炎や食道がんでは、食べ物の通過に関係なくみぞおちや前胸部の痛みを感じることがあります。高度な出血がある場合には、吐血やタール便などの上部消化管出血に共通する症状が現れます。
先天性食道狭窄では哺乳開始後すぐに症状が現れる場合もありますが、軽度な狭窄の場合には離乳食開始以降に気づかれることもあります。
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