こうなとりうむけっしょう

高ナトリウム血症

最終更新日:
2024年12月02日
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2024/12/02
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症状

高ナトリウム血症では、血液中のナトリウム濃度に応じた症状がみられます。

注意が必要なのは、急激に血清ナトリウム濃度が160 mEq/L以上に上昇した場合です。脳細胞脱水や脳委縮によって、無気力や筋力低下、過敏性から始まり、筋肉または全身のけいれん発作、昏睡(こんすい)へと進行し、場合によっては脳静脈破裂・脳内出血やくも膜下出血に至る可能性があります。特に、血清ナトリウム濃度が180 mEq/L以上になると、命に関わる可能性が上がるともいわれています。

高ナトリウム血症の発症から2日以上が経過した場合は、脳細胞内に浸透圧物質と共に水が移動し脳の体積が回復するため、発症間もない時期に比べて上記の症状は出にくくなるといわれています。

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