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ALK融合遺伝子陽性肺がん

最終更新日:
2020年05月15日
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2020/05/15
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症状

ALK融合遺伝子陽性肺がんはほかのタイプの肺がんと同じく、無症状でありながら検診などで偶然発見されることもあれば、症状が現れて病院を受診することで発見されることもあります。症状はほかの肺がんと同様、頑固な乾いた咳、息切れ、息苦しさなどの呼吸器症状から始まります。進行し胸に水がたまると、呼吸困難やむくみ、胸痛などが引き起こされることもあります。また、喀痰(かくたん)に血液が混ざったり、体重減少や活動性の低下がみられたりすることも少なくありません。さらに進行すると、脳や肝臓、骨など他臓器に転移を生じます。また、しびれ・麻痺などの神経症状、黄疸(おうだん)・腹水などの肝機能低下などを引き起こし、些細な転倒などで骨折病的骨折)しやすい状態となることもあります。

このように、基本的な症状はほかの肺がんとほぼ同じですが、ALK融合遺伝子陽性肺がんの場合進行が特に速いのが特徴です。

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