症状
TORCH症候群は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときから症状が見られることもあります。
たとえば、赤ちゃんが心不全を起こすことで全身がむくむことがあり、重篤な場合は、赤ちゃんが子宮内で死に至ることもあります。
TORCH症候群は、出生後にもさまざまな症状が見られることがあります。起こり得る症状として、生後早い段階で髄膜炎や脳炎を発症し、けいれんなどをきたすことがあります。
また、心臓に形態の異常を抱えることで、呼吸障害や哺乳障害、体重の増加が期待通りに達成されないなどの症状につながることもあります。
また、うまく呼吸ができないことからチアノーゼが見られることもあります。さらに、耳が聞こえにくい、ものが見えにくいなどの感覚に異常を見ることもあります。
そのほか、成長や発達面にも異常が見られ、以下の症状が見られることもあります。
- 身長が低い
- おすわりが遅い
- 歩くことがうまくいかない
- 知的面の遅れ
- 発語の遅れ
など
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