症状
粉塵を吸入することで生じる影響は数日や数か月単位ではなく、数年から数十年を経過してから認めるようになります。初発症状は咳や痰、喘鳴などであり、運動時に呼吸困難を感じることがあります。また胸痛や体重減少、指先が太鼓のバチのような形を示す“バチ指”などの症状を認めることもあります。
じん肺ではベースラインの呼吸機能が低下しており、肺炎などの感染症にかかりやすくなります。また長年の肺組織障害を反映して、気管支拡張症や気胸、さらには肺がんや悪性中皮腫などのよりいっそう重篤な肺疾患を合併します。
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