検査・診断
伝染性膿痂疹は、特徴的な皮膚症状から診断されます。合併症の発症が強く疑われるときには、原因菌を同定するための検査(病変部位の細菌培養検査)に加えて、合併症に対する検査を追加で行います。敗血症が疑われる場合には、血液中に細菌が混入していないかを調べるために血液培養などを行います。
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群の場合は、毒素を検出するための検査を行うこともあります。糸球体腎炎については、血液検査では腎機能(クレアチニンや尿素窒素)、溶連菌の抗体検査(ASO、ASKなど)、補体価(C3、C4、CH50)を調べます。また、たんぱく尿や血尿を評価するために尿検査を行うこともあります。
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