とびひ

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(伝染性膿痂疹)

最終更新日:
2020年11月20日
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2020/11/20
更新しました
2017/04/25
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治療

伝染性膿痂疹の治療には抗生物質が使用されます。軽症(水疱などの病変がおおむね10個以下)の場合、塗り薬での治療を行いますが、皮膚症状が広い場合や全身の発熱症状等を伴う場合には、内服の抗生物質が使用されます。ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群の場合は入院加療が必要となります。

原因となっている細菌は、処方された抗生物質に対して効果が低いことがあります(耐性菌と呼びます)。この場合、より効果があるタイプの抗生物質への変更が必要になります。また、原因菌によって異なる抗生物質を使用することで、より効果が反映されやすい場合があります。

そのほか、痒みが強い場合には抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬が使用され、炎症が強い場合には亜鉛華軟膏が使用されることもあります。

伝染性膿痂疹は、皮膚の接触により容易に伝播します。皮膚症状は痒みを伴いますが、かきむしらないことが大切です。また、原因となる細菌を減らすためにシャワーを浴び、皮膚の清潔を保つことも有効です。

集団生活を通して周囲に広がるリスクもあるため、皮膚症状のある部位に対してしっかりとガーゼ等で保護をすることが求められます。実際の登校に関しては、担当医との相談が必要です。

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