症状
アセトン血性嘔吐症の症状は、吐き気や顔色不良など前兆の後に、数時間から数日持続する激しい嘔吐が特徴的です。嘔吐症状は噴水様になることも多く、胆汁や血液が少量混入することもあります。嘔吐をした後にも吐き気は持続します。
その他の消化管症状として、胃のむかつき、食欲不振、腹痛などもともなうことがあります。さらに自律神経症状として発汗や低体温、下痢、頭痛などを認めることもあります。 アセトン血性嘔吐症では、一度症状が治まった後も時間をあけて反復することも特徴です。
発作症状毎の間隔は、数日のこともあれば数か月のこともあります。人によって症状の出方は異なるのですが、個人個人を見ると、症状が出たきっかけ、嘔吐症状の強さ・持続時間などは、比較的似ることが多いです。
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