症状
アナフィラキシーショックを起こすと、全身各所にさまざまな症状が現れます。全身にじんましんが生じたり、咳や喘鳴が生じたりします。喉頭粘膜が腫れ空気の通りが悪くなることから、呼吸困難による窒息が生じることもあります。消化器症状として、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛が生じることもあります。
さらに、全身の血圧や意識状態も低下し、短時間のうちに死に至ることもあります。
原因となる物質に曝露されてからアナフィラキシーショックに至るまでの時間は、原因物質によって異なります。注射薬やハチ毒によるアナフィラキシーショックの経過は特に早い傾向があり、原因薬剤を注射されたり蜂に刺されたりしてから数分の経過で心停止に至ることもあります。
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