原因
アレルギーは、特定の物質に対して免疫が過剰にはたらくことによって引き起こされます。
本来“免疫”とは、体の中に侵入した細菌やウイルスなどを攻撃し、私たちの体を守る仕組みのことです。白血球など血液中の細胞のはたらきが免疫を担いますが、通常は体に害を与える“異物”のみを攻撃する仕組みになっています。しかし、遺伝的に免疫反応が過剰になりやすい体質であることや、ハウスダストや花粉など異物になりうる物質を過剰に体内に取り入れてしまうような環境にいることなどが原因となり、本来なら体に害を与えることがない物質まで免疫の仕組みによって攻撃されてしまうことがあるのです。その結果、全身にさまざまなアレルギー症状が引き起こされます。
また、アレルギーには免疫を引き起こすメカニズムの違いによって4つのタイプがあります。体内にアレルギーの原因物質(アレルゲン)が侵入すると早いと数秒~十数分以内に症状が現れるタイプもあれば、ゆっくり症状が現れるタイプなどもあります。
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