症状
インフルエンザ脳症の主な症状は、意識障害、けいれん、異常な言動・行動の3つです。
意識障害
具体的には以下のような症状がみられます。
- ぼーっとする
- 人の名前や自分のいる場所が分からない
- 今日が何月何日なのかが分からない
- 眠ってしまう
など
重症の意識障害の場合、呼びかけたり刺激したりしても起きないことがあります。
けいれん
全身または体の一部がぴくぴく、ガクガクと動くことです。けいれんが15分以上続く場合や、繰り返す場合は特に注意が必要です。
異常な言動・行動
異常な言動や行動とは以下のようなものです。
- 幻覚が生じる
- 意味の通らない言葉を喋る
- ろれつが回らない
- 突然恐怖や怒りを表す
など
インフルエンザ脳症では、発熱も高い割合でみられます。また、成人のインフルエンザ脳症は小児より少ないものの、症状の重症度においては軽視できないと考えられています。
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