検査・診断
緊急性が高く、命にかかわる病気であるため、全身管理のための対応を迅速に行うことが必要です。
呼吸管理や、血圧などの循環管理がある程度落ち着いたら、以下のような検査が行われます。
- 心電図
- 血液検査(凝固系検査も含む)
- 血液内の酸素濃度の測定(SpO2、動脈血ガス分析)
- 胸部X線検査、胸部から両足までの造影CT検査
- 時間的に余裕があれば、肺血流シンチグラフィ
検査では、肺動脈のなかに血栓があることを確認します。また、血栓がどこからきたのかを調べるために、両足の静脈(大腿静脈など)についても血栓の有無を確認します。
医師の方へ
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