治療
エーラス・ダンロス症候群の治療については、それぞれの症状に応じた対症療法が中心となります。痛みが強い場合には鎮痛剤、血管がもろくなる場合は血圧を下げる薬の処方が検討されます。
また、皮膚や関節、血管が脆弱であることから、激しい運動を避ける、サポーターを装着するといった予防も重要です。病型によって症状や経過が異なるので、正確な診断と適切な管理が必要となります。
たとえば、血管型の場合には、動脈解離、動脈瘤、動脈破裂、腸管破裂、妊娠時の子宮破裂といった重篤な合併症をきたす恐れもあるため、専門医による定期的なフォローが必要です。
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