治療
エーラス・ダンロス症候群では対症療法が行われます。
皮膚や関節のトラブルが多いため、激しい運動を控え、サポーターなどの装具を着用します。関節を保護する目的では、装具の着用のほかにリハビリテーションの実施も検討されます。痛みがある場合には鎮痛薬が使用されることもあります。
また、血管型エーラス・ダンロス症候群では、動脈病変を予防するための薬物療法や早期発見のための定期的な検査が行われます。血管内治療や外科的治療が検討されることもあります。腸管などに破裂が起こった場合は、緊急の手術治療が必要です。
手術を行う場合や皮膚が裂けた場合などには、慎重に止血を行うなどの対応が必要になります。
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