症状
エーリキア症では、エーリキアを保有するマダニに刺されてから数日~10日前後に発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感などインフルエンザと似たような症状がみられます。さらに、悪心(吐き気)、嘔吐、下痢などの消化器症状、咳などの呼吸器症状などがみられることもあります。また、体幹や腕、足に発疹が現れることもあり、特に子どもが感染した場合に多くみられるといわれています。
通常は軽症ですが、ほかの病気や使用している薬などによって免疫が低下している人や高齢者、治療が遅れた場合には死に至ることもあります。致死率は、ヒト単球性エーリキア症で2~3%、ヒト顆粒球性エーリキア症で1%未満とされています。
医師の方へ
「エーリキア症」を登録すると、新着の情報をお知らせします