原因
サルモネラ菌に汚染された食品を経口摂取することで腸炎が発症します。
サルモネラ菌は河川・下水など自然界に広く生息している細菌で、家畜(トリ、ブタ、ウシなど)の腸管内にも存在しています。そのため、たとえば卵やウシのレバーなどの食物がサルモネラ菌に汚染されていることがあり、これらの食材を調理不十分な状態で摂食するとサルモネラ腸炎を発症します。
また、サルモネラ菌はペットとして飼育される犬や猫、カメなどの動物に生息することもあります。ペットとの濃厚接触によりサルモネラ菌が人の体内に入り込む可能性があります。このように、食品の摂取からおこる食中毒とは違った状況で、サルモネラ腸炎が発症するケースもあります。
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