しゃーがすびょう

シャーガス病

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検査・診断

検査の方法は、急性期と慢性期で異なります。急性期には、血液中に比較的大量のクルーズトリパノソーマが循環をしているため、血液を用いた顕微鏡検査にてクルーズトリパノソーマを同定することが可能です。

慢性期においては、血液からの検体では直接的に顕微鏡で病原体を確認することは難しいです。そのため、血液を用いてトリパノソーマに対する抗体検査が実施されます。

そのほかにもPCR法と呼ばれる方法を用いて、各種検体から病原体に特徴的な遺伝子を検出する方法があります。 特に慢性期のシャーガス病では心臓や消化管に影響が生じます。心臓では不整脈心筋症が出現することがあるため、心臓超音波検査や心電図検査が行われます。

消化管合併症(アカラシアやヒルシュスプルング病)に対しては、消化管造影検査や上下部内視鏡検査が施行されることもあります。

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