症状
スウィート病では、発熱を認めた後に突然皮膚症状が出現するのが特徴です。皮膚症状は顔面や手足、首に出現することが多いですが、全身どこでも現れ、粘膜が侵されることもあります。
赤い小さな盛り上がりから始まり、徐々に大きさが増します。皮膚の発赤が重なり、大きくなることもあります。また、水ぶくれや痛みを伴うこともあります。
全身倦怠感や口腔内の潰瘍、眼の痛みなどを自覚することもあります。また、神経や腎臓などが障害を受けることもあります。たとえば、神経が障害を受けた際には、頭痛やてんかん、意識障害、麻痺などの症状が出現します。
スウィート病では、基礎疾患に関連した症状をみることもあります。たとえば、白血病が原因となっている場合には、易感染性(感染症にかかりやすい)や出血傾向(手足にあざができやすい)、貧血などの症状が出現します。
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