症状
ナルコレプシーの症状としては、居眠りの反復、情動脱力発作、睡眠麻痺(金縛り)、入眠時幻覚などが挙げられます。
居眠りの反復
ナルコレプシーは、夜間の睡眠の質や量にかかわらず、眠気に抵抗できずに居眠りを繰り返すという特徴があります。重症の場合には、睡眠発作と呼ばれる、眠いと思う前に眠ってしまい「気がついたら寝ていた」という症状が認められることもあります。居眠りをした場合、眠りの持続は10~30分と短いことが多く、目覚めがよい傾向が見られます。
情動脱力発作
情動脱力発作は、気持ちが高ぶったり、びっくりしたりする瞬間に、体の一部が脱力してしまう症状です。睡眠中ではなく、覚醒中に起きることが特徴です。
睡眠麻痺(金縛り)、入眠時幻覚、その他
眠りについた直後に、睡眠麻痺(金縛り)や入眠時幻覚などの症状が認められることがあります。また、合併症として、うつ病などの気分障害、不安症(不安障害)、肥満が起こることがあります。
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