検査・診断
ボツリヌス症が疑われる場合は、以下のような検査が必要となります。
細菌学的検査
ボツリヌス症の診断のために必須であり、血液、便、吐物、腸内容物、傷口から出ている浸出液などの中にボツリヌス毒素があるかを調べます。
また、食品が原因と考えられる場合には原因食品を特定するための検査が必要となります。
血液検査
炎症の程度など全身の状態を把握するために行います。また、発症から数か月後にはボツリヌス抗毒素抗体が検出できるようになるため、診断の材料にもなります。
画像検査
ボツリヌス症は神経疾患との鑑別が難しい場合も多く、脳に異常がないか調べるためにCTやMRIなどによる画像検査を行うことがあります。
医師の方へ
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