原因
マイコプラズマ肺炎は、細菌の一種である“マイコプラズマ”に感染することによって引き起こされる病気です。
マイコプラズマは、飛沫感染と接触感染によって感染者から周囲の人に感染が広がっていきます。飛沫感染とは、病原体が含まれた感染者の咳やくしゃみのしぶき(飛沫)を吸い込んでしまうことによって感染する経路のことです。
一方、接触感染とは、病原体が付着した物に触れ、その手で鼻や口を触ることによって体内に病原体を取り入れてしまう感染経路とされています。いずれも周囲に感染者がいると感染するリスクが高くなり、特に小児の集団生活の場で感染が広まることが少なくないとされています。
マイコプラズマ肺炎は冬に感染者がやや増えるものの、1年を通して発症する可能性があるため注意が必要です。
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