むんぷすずいまくえん

ムンプス髄膜炎

症状

ムンプスウイルスに感染すると、3割ほどの方は無症状だと言われています。症状を呈する場合には、ウイルスに接触して2〜3週間ほどの潜伏期間を経たのち耳下腺の腫脹、痛み、発熱などが現れます。これらは1週間ほどの経過を経た後次第に落ち着いてきます。

ムンプス髄膜炎はこうした流行性耳下腺炎の経過中に発症、頭痛や吐き気、嘔吐、易刺激性、食欲低下、全身倦怠感、項部硬直、光に対しての過敏性、眠気などの症状を呈します。

髄膜炎肺炎球菌やGBS(B群レンサ球菌)といった細菌を原因として発症することもありますが、同じ髄膜炎でもムンプス髄膜炎の経過は通常良好であることも知られています。7〜10日ほどこうした症状が続きますが、ムンプス髄膜炎は特別な後遺症を残すことなく改善することが多いです。

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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