検査・診断
画像検査と病理組織検査が主体となります。
画像検査
レントゲン写真やCT、MRI、PET-CT、骨シンチなどが行われます。
骨の局所での病変(病気による変化)の進行度合いの評価に加えて、ユーイング肉腫で転移を起こしやすい肺や骨の病状を確認することも重要です。また、全身臓器への転移や周囲組織(神経や血管など)との位置関係を正確に確認することが必要です。
診察・画像検査の結果から、病変がどのような性格のものなのか、ある程度予想することができます。
病理組織検査
最終的な確定診断は、病理組織検査(腫瘍の組織を採取して顕微鏡で調べる)によって⾏われます。病理組織検査のために組織や細胞を採取することを生検といい、大きく分けて、針生検と切開生検の二通りの方法があります。病理組織検査により、形態学的な診断に加えて、発症に関わるとされるEWS-FLI1キメラ遺伝⼦などを、FISHや免疫組織学を用いて確認します。
ユーイング肉腫は骨髄に転移することがあり、必要に応じて骨髄検査を行うことで腫瘍細胞の侵入を確認することも行われます。
実績のある医師
周辺でユーイング肉腫の実績がある医師
国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍・リハビリテーション科 医長 希少がんセンター併任
内科、血液内科、精神科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、小児科、小児外科、脳脊髄腫瘍科、骨軟部腫瘍科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、歯科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、緩和ケア内科、消化器内科、肝胆膵内科、肝胆膵外科、放射線診断科、放射線治療科、頭頸部外科、病理診断科
東京都中央区築地5丁目1-1
都営大江戸線「築地市場」A1番出口 徒歩3分、東京メトロ日比谷線「築地」2番出口 徒歩5分、東京メトロ日比谷線「東銀座」6番出口 徒歩6分
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