検査・診断
レイノー現象そのものは、症状や発症のきっかけから診断することが可能です。ただし、より詳細な評価を行うために、赤外線を利用して皮膚の温度を測定するサーモグラフィや、血管の容量変化を調べる指尖容積脈波などの検査が行われることがあります。
レイノー現象は、全身性強皮症や関節リウマチ、甲状腺機能低下症、動脈硬化などの病気や、特定の薬によっても引き起こされることがあります。そのため、原因となる病気がないか確認するために、血液検査や尿検査、画像検査が行われることもあります。これらの検査を通じて、レイノー現象が一次性(原因不明)なのか、二次性(ほかの病気や薬が原因)なのかを判断します。
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