ちゅうどくせいひょうひえししょう てん

中毒性表皮壊死症

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治療

中毒性表皮壊死症はスティーブンス・ジョンソン症候群から大多数が移行し、薬剤が原因になっていることがあるため、誘因となっている誘因となった薬剤の中止が求められます。さらに症状を抑えるため、ステロイドや免疫グロブリン療法、免疫抑制剤の使用、血漿交換療法などの集学的な治療が適宜検討されます。

ステロイドの使用方法としては 大量のステロイドを投与する「ステロイドパルス療法」も加味して決定します。病状を抑え込むことができたら、症状の再燃がないことを確認しながら徐々に用量を減量することになります。ステロイド治療中には、感染症にかかりやすい状態にもなるため、抗生物質の使用も適宜考慮します。ステロイド薬による治療効果が不十分な場合は、免疫グロブリン製剤静注療法や血漿交換療法を併用します。

中毒性表皮壊死症では、皮膚のびらんや、眼の粘膜症状も併発するため、局所に対しての治療アプローチも求められます。皮膚に対しては清潔を保ちながら軟膏、ガーゼ、創傷被覆材などを使用しますし、眼に対してはステロイドや抗生物質が含まれた点眼薬を使用します。

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