ちゅうどくせいひょうひえししょう てん

中毒性表皮壊死症

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原因

中毒性表皮壊死症は、多くの場合は医薬品を原因として発症します。原因薬剤としては広範囲に渡りますが、頻度が高いものとしては抗生物質、解熱消炎鎮痛薬、抗てんかん薬などがあります。薬剤以外にも原因となることがあり、マイコプラズマ感染症ウイルス感染などがきっかけとなることもあります。

中毒性表皮壊死症と同じような症状を呈する病気にスティーブンス・ジョンソン症候群がありますが、両者を合わせて「重症多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)」と呼ばれる一つの疾患群を構成しています。誘因となる原因に重複する部分は多く、事実、中毒性表皮壊死症は、スティーブンス・ジョンソン症候群から進展して発症することが多いです。

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