症状
乳がんの代表的な症状には乳房内のしこりが挙げられます。そのほか、乳房の皮膚の変化やリンパの腫れなどがみられます。
乳房のしこり
気が付きやすい症状の1つに乳房のしこりがあります。しこりの表面はでこぼこしていて動きにくいものが多く、強く押してもあまり痛みは感じません。
ただし、乳房にしこりができる病気は乳がん以外にも多数あるため、検査による鑑別が必要です。
乳房の皮膚の変化
乳がんが進行すると、乳房を形作る周辺組織にも病変が広がり、乳房の見た目に変化が生じます。
主な変化には乳首の陥没、皮膚のただれ、エクボのようなくぼみなどがあります。また、乳頭から血が混ざった分泌液が出ることもあります。
しこりなどの症状はなく、皮膚に発赤・痛みが生じる乳がんは“炎症性乳がん”と呼ばれます。
リンパの腫れ
乳がんが乳房の近くにあるリンパ節に転移した場合、腋の下のリンパが腫れ、しこりが生じることがあります。また、リンパ節への転移によってリンパの流れが悪くなると、腕のむくみやしびれが生じることもあります。
- 2024/09/09
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