にゅうかんかくちょうしょう

乳管拡張症

最終更新日:
2024年11月08日
Icon close
2024/11/08
更新しました
2017/04/25
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

検査・診断

多くは超音波検査(US)で評価され、マンモグラフィやMRIを用いることもあります。

超音波検査で乳管の拡張所見があり、マンモグラフィやMRIでも腫瘍を疑う病変がない場合に乳管拡張症と診断されます。

血液の混じる分泌物や、乳管内に腫瘍を疑う所見がある場合は、MRIでの画像評価のほか、病変部に針を刺して細胞の一部を採取し顕微鏡で調べる穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)や細胞診よりも太い針を刺して組織を採取し顕微鏡で調べる針生検などの細胞学的・組織学的診断を行い、乳管内乳頭腫乳がん(非浸潤性乳管がん)、乳腺炎(乳管周囲炎や肉芽種性乳腺炎)、乳腺線維症などの腫瘍性病変との鑑別を行います。

参考文献

  1. Mohammed AA. Mammary duct ectasia in adult females; risk factors for the disease, a case control study. Ann Med Surg. 2021, 62: 140-144.
  2. Hamwi MW, et al. Mammary duct ectasia. In StatPearls. StatPearls Publishing, 2023 July 17.
  3. Harris JR, et al. Periductal mastitis and duct ectasia. In Disease of the Breast, 3rd edition. Lippincott Williams & Wilkins, 2004; 50-51.

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「乳管拡張症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

乳管拡張症

Icon unfold more