原因
食べ物の消化に重要な役割を果たす胆汁は、肝臓で産生され胆管を通って十二指腸へと分泌されています。同じく消化に重要な消化酵素は膵臓で産生され、こちらは膵管を経由して十二指腸へ分泌されます。
この胆管と膵管の合流の仕方に異常があると、消化酵素の流れが合流異常部位から上流にかけて滞ってしまいます。その結果として、胆道が拡張してしまうと先天性胆道拡張症を発症することとなります。膵管と胆管の合流異常は膵胆管合流異常と呼ばれ、赤ちゃんがお母さんのお腹にいるときに生じる異常であると考えられています。
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