症状
言葉を正確に発生するためには、周囲の人の言葉をしっかりと聞き取れることが必要不可欠です。そのため、音を聞くことができない先天性難聴では、言葉の発達に支障が生じます。
生まれつき難聴があることで、音が聴こえないということが症状として理解しにくい面もあります。しかし、早い段階で難聴を診断し、早期に補聴器を装用することや、高度~重度の難聴の場合は人工内耳を埋め込む手術を受けることなどが、長期的な言語発達には必要不可欠であるといえます。
また、先天性難聴がそのほかの病気の一症状として現れていることもあります。たとえば、ダウン症候群では心疾患や消化器系の疾患、血液疾患(白血病など)、精神発達の遅れなどがみられることもあります。
医師の方へ
「先天性難聴」を登録すると、新着の情報をお知らせします