えんすいかくまく

円錐角膜

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

円錐角膜は、中等度までであればハードコンタクトレンズにより治療が可能なため、ほとんどの患者さんはコンタクトレンズによる治療が適応されます。治療期間は、一般的に円錐角膜の進行が遅くなる30歳頃が目安になります。

ハードコンタクトレンズによる治療では、円錐形となった角膜にややフラットなハードコンタクトレンズを乗せると、レンズが落ちて眼球から外れてしまい、下に落ちたレンズによって目が染みたり痛んだりするという問題があります。この問題を克服するために、特殊な加工が施されたコンタクトレンズが適応になることもあります。

ハードコンタクトレンズによる治療が普及して以降、角膜移植をしなければならない患者さんは減少しているますが、すべての患者さんがハードコンタクトレンズによる治療で回復するとは限りません。最近、薬剤と紫外線を使って、角膜のコラーゲンを強化する角膜クロスリンキングという治療法も試みられています。しかし、コンタクトレンズをしてもうまく治療できない場合や角膜水腫を合併した場合などにおいては角膜移植を検討します。
 

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