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かがくぶっしつかびんしょう

化学物質過敏症

同義語
本態性環境不耐症,特発性環境不耐症,本態性多種化学物質過敏状態,MCS
監修:

原因

化学物質過敏症の発症原因について、詳細なメカニズムは明らかになっていませんが、化学物質の大量曝露や長期的な曝露が関係していると考えられており、複数の仮説が立てられています。日常生活で接するさまざまな化学物質が誘因となる可能性があります。

代表的な原因物質

現代社会には、発症の誘発要因となり     得るさまざまな化学物質が存在しています。たとえば、建材・塗料、日用品(合成洗剤、柔軟剤、除菌剤、香水、化粧品など)、食品添加物、農薬・防虫剤、排気ガス     などが挙げられます。特に柔軟剤や合成洗剤などに入っている人工香料による体調不良や不快感の訴えは、一般に“香害”と呼ばれることがあります。

発症に関わるメカニズムの仮説

仮説の代表的なものとして、脳に化学物質の刺激が繰り返し伝わることによって中枢神経を過敏にさせるという“中枢神経感作(ちゅうすうしんけいかんさ)”が考えられています。そのほかにも、免疫機能の異常(アレルギー反応に似たメカニズム)や心理・社会的ストレス、化学物質に対する高い感受性などが関係しているのではないかと推測されています。

シックハウス症候群との関係

日本では、化学物質過敏症発症のきっかけとして、シックハウス症候群が多いといわれています。シックハウス症候群とは、住宅の建材や接着剤、家具などの化学物質によって引き起こされる体調不良を指します。特定の環境内で症状が出るシックハウス症候群を契機に、やがてほかの場所の化学物質に対しても症状が現れ、化学物質過敏症を発症するケースもあります。

最終更新日:
2026年07月03日
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2026/07/03
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