検査・診断
一般的に収縮性心膜炎の診断は、身体所見と画像検査によって行われます。
身体所見では、頸静脈怒張*、手足や全身のむくみ、肝腫大(肝臓の腫れ)などが確認されます。
画像検査では、主に胸部X線検査、CT検査、心臓エコー検査を行い、心膜の肥厚や石灰化を確認します。場合によっては、入院下で心臓カテーテル検査が行われることもあります。この検査では、足の付け根の血管に針を刺し、カテーテル(医療用の細い管)を心臓内に挿入して、心臓内部や心臓につながる血管の圧力を測定します。
*頸静脈怒張:首にある静脈が通常よりも膨らんで、皮膚の上から見える状態のこと。
「収縮性心膜炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします