症状
口腔アレルギー症候群では、原因となる食物と接触してから、15分以内に症状が現れます。具体的には、唇や口の中、のどなどの粘膜において、かゆみやしびれ、腫れなどの症状が現れます。粘膜に水ぶくれが生じることもあります。
多くの場合は、自然に症状が消失しますが、食べ物が接触した粘膜に限局せず、それ以上に広がることもあります。
たとえば、ぜーぜーとした息苦しい呼吸、のどがつまるような息苦しさなどの呼吸器症状、じんましんに伴うかゆみ、鼻水、下痢や腹痛などの消化器症状です。
重篤な場合には、アナフィラキシーショックと呼ばれる状態に陥ることになり、血圧低下から意識消失に至ることもあります。
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