原因
呼吸器感染症は、ウイルスや細菌、真菌など多くの病原体が原因となることが知られています。
呼吸器感染症の中でも、もっともありふれたものは、ライノウイルスやコロナウイルス、パラインフルエンザウイルスなどが原因で起こる風邪です。飛沫感染*1や接触感染*2によって、これらのウイルスが感染することにより発症します。
風邪を引き起こすウイルスの中でも、飛沫感染により感染が成立するRSウイルスは、乳児(特に心臓や肺に持病を持っている場合、早産児の場合など)に感染すると、重症化するリスクが高まることが知られています。
また、肺炎球菌やマイコプラズマ、黄色ブドウ球菌、レジオネラ、クラミジアなどの病原体や、結核、真菌(アスペルギルスやカンジダなど)などが原因となって下気道感染、とくに肺炎をきたすこともあります。
*1飛沫感染とは、感染者の咳やくしゃみなどに含まれる病原体が、鼻や口から入り込むことで成立する感染です。
*2接触感染とは、感染者を直接触ったり、病原体が付着したものを触ったりした手で自分の口や鼻に触れることを介して発生する感染です。
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