検査・診断
圧迫性視神経症では、視覚に関しての異常を判断するための検査が行われます。具体的には、視力検査を行うことで左右の視力を確認します。視野に異常が生じることもあるため、視野検査を通して視野を確認します。圧迫が長期間に渡って存在すると、視神経が徐々に萎縮します。このことを確認するために眼底検査も行われます。さらに光に対しての瞳孔反射も異常をきたすことがあるため、対光反射を確認することも重要です。
圧迫性視神経症では、何が原因となって視神経が圧迫されているか、いわゆる原因検索の検査も重要です。頭蓋内の病変を確認するために、頭部CTやMRI、MRA、血管造影検査などといった画像検査が行われます。
原因によっては視覚障害以外に、ホルモン障害を伴うこともあります。これら随伴症状を評価するために、血液検査や尿検査、負荷試験なども適宜検討されます。
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