症状
ジクジクした水っぽい皮疹や、皮膚のただれ、かさぶたなどさまざまな性状の皮膚症状が混在します。非常に強いかゆみを伴い、水っぽい耳垂れを生じることも少なくありません。また、湿疹は外耳道にとどまらず、外耳道から耳介の皮膚にかけて広がることもあります。
かゆみが強い場合、耳かきや爪で掻きむしると、湿疹による皮膚の欠損部がさらに広がり、そこに細菌感染が生じて外耳道炎に進展することで、外耳道の痛みと膿性の耳垂れが生じます。
また、頻繁に繰り返す外耳道湿疹は、外耳道がんを誘発する可能性があることが知られており、適切な治療と外耳道を清潔に保つなどの日常生活上の対策を行い、再発を防ぐことが必要です。
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