症状
外陰がんは早期段階として発生部位の赤みなど皮膚の変色、小さなしこりなどが生じます。しかし、患者自身の目が届かない部位に発生するため、発見が遅れる傾向にあるとされています。
進行すると外陰部のしこりは徐々に大きくなり、痛み、かゆみ、熱感、出血などさまざまな症状を引き起こすようになります。そして、骨盤内や脚の付け根のリンパ節に転移してしこりを触れるようになったり、腟内や子宮内にまでがんが広がって水っぽいおりものが大量に出たりするといった症状が現れることも少なくありません。
基本的に外陰がんはゆっくり進行していくことが特徴ですが、悪性黒色腫が外陰部に発生したケースでは急激にがんが大きくなり、脳や肝臓などさまざま部位に転移を引き起こすこともあります。
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