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たけいにっこうしん

多形日光疹

最終更新日
2017年04月25日
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2017/04/25
掲載しました。

概要

多形日光疹とは、紫外線にあたることで引き起こされる皮膚症状のことを指します。紫外線と関連した皮膚疾患には光線過敏症と呼ばれるものがありますが、多形日光疹は光線過敏症に含まれる病気のひとつです。

紫外線を浴びた場所に小さく赤い発疹が現れます。かゆみなどの症状を伴うこともあり、水ぶくれになることもあります。

特に10〜20歳代の女性にみられることが多いといわれています。

原因

多形日光疹では、紫外線(主に紫外線A波)にあたることを原因として特徴的な皮膚症状が引き起こされます。紫外線によって皮膚症状が引き起こされるため、光に対しての過敏性が基盤にあると考えられます。

そのため、野外活動や海水浴など、日にあたる環境に曝されることで、多形日光疹による症状が引き起こされます。しかし、そのほかの詳細な原因については完全にはわかっていません。

症状

日に当たってから30分から数時間ほど経過してから皮膚症状が現れます。具体的には、小さく赤くぶつぶつとした発疹が、紫外線を浴びた場所に一致して現れます。また、かゆみや痛みを伴ったり水ぶくれになったりすることもあります。

日光にあたることが引き金になるため、腕まくりをした際の腕、首などに症状が現れることが多いです。

光に対しての過敏性は、紫外線を何度も浴びることで徐々に改善していきます。そのため、時間経過と共に症状が現れにくくなる特徴があります。同じ夏の間でも早い段階で症状が現れ、秋が近づくにつれて症状は出にくくなります。また、病気の発症から数年経過すると徐々に症状が現れにくくなります。

検査・診断

多形日光疹は、光と皮膚症状の出現様式(現れ方)を合わせて確認することにより疑われます。診断をより詳細にするために、皮膚の一部を採取して(皮膚生検と呼びます)それを顕微鏡で細かく検査することもあります。

そのほかにも、実際に紫外線を皮膚にあててみて、症状変化がどのように現れるかを確認することもあります。

治療

多形日光疹で出現した皮膚症状は、治療をしなくても数日の間に改善することが期待できますが、治癒過程を促進させること、症状を緩和させることを目的としてステロイド軟膏や抗ヒスタミン薬、痛み止めを用いることもあります。局所を冷やすことで症状緩和を期待することもあります。

多形日光疹は、病気を発症してから時間経過と共に症状が出現しにくくなることが期待できます。症状の項目でも記載したように、同じ年度の中でも時間と共に症状は出にくくなり、数年の経過で症状が現れにくくなります。こうした自然経過が期待できるため、先に挙げたような治療を行いつつ経過を見ることがあります。

多形日光疹は日光にあたることで症状が悪化します。そのため、以下のような紫外線対策を講じることも、症状を予防するためにも大切な観点であるといえます。

  • 肌の露出を避けるような服装をすること
  • 日差しの強い時間帯の外出を避けること
  • 日焼け止めの使用をすること

など

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