症状
大腿骨頚部骨折を生じると、多くの場合で股関節部分に強い痛みが生じ、立ったり歩いたりすることが困難になります。ただし、骨折や骨のずれの程度が軽い場合は、痛みを伴うものの骨折後も歩けることもあります。
なお、大腿骨頚部骨折は骨折やずれ(転位)の程度により、Garden分類を用いてステージⅠ〜Ⅳの4段階に分類されます。
- ステージⅠ……骨に部分的にひびが入った状態
- ステージⅡ……骨折はしているが、折れた骨が正常な位置からずれていない状態
- ステージⅢ……骨折した骨が正常な位置から部分的にずれている状態
- ステージⅣ……骨折した骨が完全にずれている状態
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