症状
好中球減少症には特有の症状がないため、多くの場合は感染症などにかかった際の血液検査をきっかけに好中球減少症であることが判明します。一般的に、好中球の数が1,000/μL(マイクロリットル)以下になると感染症にり患しやすくなり、500/μL以下に低下すると敗血症などの重症感染症にかかりやすくなります。
そのほか、好酸球減少症では口や肛門の周囲に潰瘍*が生じたり発熱したりするほか、細菌性肺炎を発症するケースもあります。
薬剤性の場合は、発熱に加え、発疹やリンパ節の腫れなどを伴うこともあります。
*潰瘍:皮膚や粘膜の表面が炎症を起こして深く傷ついた状態。
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