検査・診断
不正性器出血などの症状がみられた場合、下記のような検査が行われます。
- 問診
- 内診
- 超音波検査
- 画像検査 (MRIやCT検査など)
- 病理検査 (細胞診や組織診)
- 血液検査
内診
内診によりおりものの性状、出血の程度、出血が子宮から出ているかどうかを確認します。また、子宮、卵巣の形や大きさなどについても評価します。
超音波検査
超音波が出る棒状の器具を腟から挿入し子宮内膜の厚さや状態を確認します。
病理検査 (細胞診、組織診)
細胞診は専用のブラシやチューブのような器具を腟から入れて子宮の奥にある細胞を採取し顕微鏡で調べます。また組織診は子宮内の組織の一部を器具で引っ掻いたり吸引したりして採取した組織を顕微鏡で調べます。どちらの検査も痛みや出血を伴うことがあります。これらの検査により子宮内膜の増殖が確認されると診断が確定します。
画像検査
子宮や卵巣の状態によっては超音波検査に加えて、子宮や卵巣の状態をさらに評価するため、MRIやCTによる画像評価を行う場合があります。
血液検査
月経時の出血が多い場合や動悸などの症状がある場合には貧血がないか血液検査を行う場合があります。またホルモン量の評価も行う場合があります。
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