症状
普段の生活のなかで強く感じられるような自覚症状はありません。月経は来るけれど毎回の量がかなり少なかったり、生理不順または無月経であったりといった月経異常は起こりうる症状のひとつです。また、子宮の形状に異常があると、月経痛が通常よりも強い場合があります。
そのほかにも、子宮の最終的な役割である「妊娠と出産」がうまくいかないことは多くみられます。ただし、その程度には個人差があるため、妊娠はできるけれど習慣的に流産を繰り返してしまうケースや、妊娠自体が全然できない、といったケースも認められます。しかし、すべての方が妊娠、出産が不可能というわけではありません。子宮奇形が生まれつきあっても、その種類と程度によっては妊娠、出産が可能な方もいらっしゃいます。手術を受けることで、ほぼ正常な形状に戻すことができる場合もあります。
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