しきゅうけいぶいけいせい

子宮頸部異形成

同義語
子宮頸部上皮内腫瘍,CIN
監修:

予防

子宮頸部異形成の予防には、原因となるHPV感染を防ぐことが重要と考えられています。唯一の予防法は、HPVワクチンの接種です。HPVワクチンは、子宮頸部異形成や子宮頸がんの原因となる特定のハイリスク型HPVの感染を予防する効果が認められており、公費接種も行われています。日本では2025年現在、小学校6年生から高校1年生までの女子が公費接種の対象です。副作用としては、接種後に痛みや赤み、腫れなどが生じる可能性があります。非常にまれですが、手足の力の入りにくさや呼吸困難などの症状が現れることもあります。

また、定期的に子宮頸がん検診を受けることで、自覚症状のない子宮頸部異形成の段階で病変を発見し、がんへの進行を防ぐための適切な管理や治療につなげることも大切です。

最終更新日:
2025年12月16日
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2025/12/16
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