症状
学習障害は、読み書きや計算、聞き取りなどの特定分野の学習能力が著しく低いのが特徴です。幼児期から文字に興味を示さない、数を数えられないといった特徴が現れますが、症状が特に目立つようになるのは学童期に入ってからとされています。
知的水準や視覚・聴覚などの身体機能に異常はありませんが、注意欠陥・多動症や自閉症スペクトラム障害を併発するケースが多く、注意力や集中力が散漫である、周囲とうまくコミュニケーションが取れない、といった症状も見られます。
学習障害はこのようなさまざまな“生きづらさ”の原因となる症状を引き起こします。そのため、気分の落ち込みや過度な不安感などが現れることも多く、成長するにしたがって引きこもりや他者への攻撃など社会生活に支障をきたす行動を繰り返すようになることがあります。
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