原因
家族性高コレステロール血症は、LDL受容体に関連する遺伝子の変異により、LDL受容体がうまく作られなかったり機能が大きく障害されたりすることで生じます。また、遺伝子の変異は世代間で受け継がれることがあります。
LDLコレステロール代謝異常と遺伝子変異
通常、血液中のLDLコレステロールは、肝臓などの細胞表面にある「LDL受容体」という受け皿によって取り込まれ、分解・代謝されます。
家族性高コレステロール血症では、このLDL受容体および関連する遺伝子(LDLR遺伝子、PCSK9遺伝子、APOB遺伝子など)に生まれつき変異があるため、血液中のLDLコレステロールをうまく細胞に取り込むことができません。その結果、食事や生活習慣に関わらず、血中のLDLコレステロール値が高い状態が続きます。
遺伝の形式:ヘテロ接合体とホモ接合体
家族性高コレステロール血症は「常染色体顕性(優性)遺伝」という形式で遺伝します。両親ともにこの病気である場合、または両親のどちらかがこの病気である場合に、その子どもにおいても発症する可能性があります。
子どもは両親それぞれから1つずつ遺伝子を受け継ぎます。遺伝子の変異を片方の親から受け継いだ場合を「ヘテロ接合体」と呼び、患者さんの大部分が該当します。両親それぞれから変異を受け継いだ場合を「ホモ接合体」と呼び、指定難病とされています。
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