症状
尿路結石では、特徴的な症状として、腹痛や頻尿、血尿などの症状がみられます。結石の場所により、痛みが生じる場所や現れる症状が異なります。また、血尿は見た目からでは判断できないこともあります。
腎臓に結石がある場合(腎結石)は無症状であることも多く、腰に鈍い痛みが生じるだけのこともあります。尿管に結石がある場合は、その場所により腰から下腹部までに痛みが現れます。尿管の下部の結石では、痛みのほかに吐き気、嘔吐、便秘などの消化器症状が現れることもあります。そのほか、結石が膀胱の近くにある場合は、頻尿や残尿感などの症状がみられることがあります。
また、小児では年齢によっては痛みなどの自覚症状を詳しく訴えることができないことがあります。その場合、哺乳量低下(食欲低下)、機嫌が悪い、嘔吐、発熱などの行動や症状がみられることもあります。
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