かんとんじかく

嵌頓痔核

監修:

原因

嵌頓痔核は核の種類の1つであり、痔核と同様に排便時のいきみなどの日常生活での習慣が原因です。日々の生活によって生じた痔核は、排便時のいきみなどで肛門外に出ることがあります。このとき、肛門括約筋によって痔核が強く締め付けられた場合、血流障害と血栓形成が引き起こされます。血栓により腫れ上がった痔核は肛門内に戻ることができず、嵌頓痔核となって激しい痛みが生じます。

痔核自体は突然できるものではありません。肛門周辺の静脈叢(じょうみゃくそう)といわれる組織にうっ血が生じて膨らむことによって発生します。便秘や排便時のいきみ、長時間の同じ姿勢などで肛門に負荷をかけることが原因と考えられています。女性は妊娠や出産なども原因となることがあります。

静脈叢:毛細血管が集まってできたもの。肛門周辺の静脈叢は肛門を閉鎖する役割を果たす。

最終更新日:
2025年09月17日
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2025/09/17
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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