たいじょうほうしんごしんけいつう

帯状疱疹後神経痛

最終更新日:
2023年09月20日
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2023/09/20
更新しました
2017/04/25
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治療

帯状疱疹後神経痛の治療方法としては、薬物療法や神経ブロック療法、レーザー治療、鍼灸治療、脊髄刺激(せきずいしげき)療法などが挙げられます。神経が傷ついたことによって痛みが生じているため治療が効きにくい傾向にあり、患者の状況に合わせてさまざまな治療方法を試す必要があります。

以下では、“薬物療法”“神経ブロック療法”“脊髄刺激療法”について解説します。

薬物療法

神経痛に対しては一般的な鎮痛薬は効果が乏しいことが多く、神経痛治療薬として開発された抗けいれん薬や抗うつ薬が検討されます。また医療用の麻薬や漢方薬が併用されることがあります。これらの治療薬は高齢者に使用すると、ふらつきや口の乾き、眠気などの副作用が現れることもあるため、気になる症状があれば医師や薬剤師に伝えましょう。

複数の治療薬を組み合わせて使用することもあります。医師の説明をよく聞き、相談して使用を検討しましょう。

神経ブロック療法

神経の周りに局所麻酔薬や抗炎症薬(ステロイド薬)を注射することにより、痛みの症状を和らげる治療方法です。合わせて、電極針に高周波を発生させて痛みを緩和する治療(パルス高周波)も行われるようになりました。ただし、神経の周辺には血管も多く、心臓や血管の病気で抗凝固薬を飲んでいる人では治療が行えない可能性があります。

脊髄刺激療法

脊髄(背骨)を電気で刺激して、痛みの信号を違う信号に変換して脳に伝え、痛みを和らげる治療方法です。前述のような治療でも改善がみられない、難治性の帯状疱疹後神経痛に対して検討されます。局所麻酔で背骨の隙間に針を刺して電線を挿入し、電線に電気が流れるようにします。脊髄や神経に傷をつけずに治療が行えることが特徴です。電気刺激装置を体内に埋め込むこともあります。

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