奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター 病院教授

日本麻酔科学会 代議員 日本ペインクリニック学会 理事・治療指針検討委員会委員長・学会誌編集委員・用語委員 関西ペインクリニック学会 評議員

渡邉 恵介 わたなべ けいすけ 先生

公開日
2020/08/19

疼痛治療おける、インターベンション治療(ブロック治療)の実績は日本を牽引している。対象疾患は幅広いが、特に整形外科医とカンファレンスを行い、脊椎疾患由来の疼痛患者さんを診察している。帯状疱疹痛・帯状疱疹後神経痛は、発症早期のブロック治療が予後を改善するエビデンスが蓄積されつつあり、そのため、少しでも早く急性期の症例を診れるよう、地域の先生方との連携、体制の構築に尽力している。脳脊髄液漏出症においても、正確な診断が必要であり、特に関西一円の患者さんの治療に取り組んでいる。

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 麻酔科
  • 渡邉先生の帯状疱疹後神経痛の専門領域
    • X線透視下ブロック治療
    • 脊髄刺激療法
  • 【診療科】ペインクリニック科
  • 【得意な領域・分野・研究】ブロック治療一般、特にX線透視下の手技、インターベンショナル治療(脊髄刺激療法、椎間板内治療、硬膜外腔癒着剥離術)
  • 【疾患】帯状疱疹痛【治療法】X線透視下ブロック治療、脊髄刺激療法
  • 【疾患】腰椎疾患【治療法】X線透視下ブロック治療、脊髄刺激療法、硬膜外腔癒着剥離術
  • 【疾患】脳脊髄液漏出症【治療法】硬膜外自家血パッチ

続きを読む

資格・学会・役職

日本麻酔科学会 代議員
日本ペインクリニック学会 理事・治療指針検討委員会委員長・学会誌編集委員・用語委員
関西ペインクリニック学会 評議員
  • 奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター 病院教授

所属病院

奈良県立医科大学附属病院

  • 内科 アレルギー科 血液内科 リウマチ科 精神科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 腫瘍内科 感染症内科 消化器内科 糖尿病内科 内分泌内科 代謝内科 脳神経内科 放射線治療科 頭頸部外科 総合診療科 病理診断科 糖尿病内分泌内科
  • 奈良県橿原市四条町840
  • 万葉まほろば線 畝傍 徒歩10分 近鉄橿原線 八木西口 徒歩8分 近鉄橿原線 大和八木 奈良交通バス・橿原市コミュニティバス 「医大病院玄関口」下車、または奈良交通バス 「奈良医大病院」下車 バス8分
  • 0744-22-3051
公式ウェブサイト
奈良県立医科大学附属病院

医療記事

来歴等

略歴

1995年 奈良県立奈良病院に 初期研修医として勤務
1997年 下北山村国民健康保険診療所に 所長として赴任
1999年 奈良県立奈良病院麻酔科に 医員として勤務
2001年 室生村国民健康保険直営東里診療所に 所長として赴任
2003年 奈良県立奈良病院麻酔科に 医員として勤務
2005年 奈良県立医科大学麻酔科学教室 助教
2014年 奈良県立医科大学附属病院ペインセンター 講師・副センター長
2016年 奈良県立医科大学附属病院ペインセンター 准教授
2018年 奈良県立医科大学附属病院ペインセンター 病院教授

論文

  • 帯状疱疹後神経痛.臨床と研究97,p39-41,2020

    渡邉恵介.

  • A Prospective Comparison of CT-Epidurogram Between Th1-Transforaminal Epidural Injection and Th1/2-Parasagittal Interlaminar Epidural Injection for Cervical Upper Limb Pain. Pain Physician.22.p165-176.2019

    Keiji Hashizume, Aki Fujiwara, Keisuke Watanabe, Masahito Kamihara, Shohei Iwasaki, Hiroaki Yamagami.

  • 急性期帯状疱疹痛に対する神経根パルス高周波を用いた治療戦略.ペインクリニック(別冊春号).40.pS205-S213.2019

    渡邉恵介.

  • Transforaminal vs Interlaminar Epidural Steroid Injection for Acute-Phase Shingles:A Randomized, Prospective Trial. Pain Physician 2018.21(4).p373-382.2018.

    Aki Fujiwara、Keisuke Watanabe、Keiji Hashizume、Kozue Shinohara、Masahiko Kawaguchi.

  • X線、超音波を用いた神経根ブロック.ペインクリニック.37(7). p871-881.2017

    渡邉 恵介.

  • Dynamic myelographyによる脳脊髄液漏出点検出の試み.日本ペインクリニック学会誌23:529-33、2016(2016年優秀論文賞受賞)

    熱田 淳, 渡邉 恵介, 藤原 亜紀, 篠原 こずえ, 川口 昌彦, 橋爪 圭司.

  • 神経障害痛患者に対する27年にわたる治療方針の変化:リハビリテーションへの動機づけが困難であった患者と新しい治療関係構築に至った治療者の気づき.ペインクリニック.37(別冊春).S285-S294.2016

    渡邉恵介.

  • 特発性脳脊髄液漏出症に対する経椎間孔的硬膜外自家血パッチの経験.日本ペインクリニック学会誌21:35-39,2014.(2014年優秀論文賞受賞)

    八反丸 善康, 渡邉 恵介, 藤原 亜紀, 篠原 こずえ, 若山 寛, 橋爪 圭司.

  • 痛み治療薬としての抗てんかん薬の使い方。ペインクリニック34(2): 173-183, 2013

    渡邉恵介、橋爪圭司.

  • Evaluation on a clinical course of subdural hematoma in patients undergoing epidural blood patch for spontaneous cerebrospinal fluid leak.Clinical Neurology and Neurosurgery.115(8).p1403-1406.2013.

    Keiji Hashizume、Keisuke Watanabe、Masahiko Kawaguchi、Aki Fujiwara、Hitoshi Furuya.

  • Evaluation of the Neuroprotective Effect of Minocycline in a Rabbit Spinal Cord Ischemia Model. J Cardiothorac Vasc Anesth 26(6):1034-8, 2012

    Watanabe K, Kawaguchi M, Kitagawa K, Inoue S, Konishi N, Furuya H.

  • Comparison of Computerized Tomography Myelography and Radioisotope Cisternography to Detect Cerebrospinal Fluid Leakage in Spontaneous Intracranial Hypotension. Spine 37(4): E237-42,2012

    Hashizume K, Watanabe K, Kawaguchi M, Taoka T, Shinkai T, Furuya H.

  • 特発性低髄液圧性頭痛における髄液漏出の検出にはRI脳槽造影よりもCT脊髄造影が鋭敏である。日本ペインクリニック学会誌 19(4):475-481,2012.(2012年優秀論文賞受賞)

    木下真佐子、橋爪圭司, 渡邉恵介, 林浩伸, 古家仁.

  • Fluoroscopically guided epidural blood patch with subsequent spinal CT scans in the treatment of spontaneous cerebrospinal fluid hypovolemia. J Neurosurg 114(6):1731-5, 2011

    Watanabe K, Hashizume K, Kawaguchi M, Fujiwara A, Sasaoka N, Furuya H.

  • 脳脊髄液減少症の画像診断Ⅲ-EBP後脊椎CT,脊椎MRI-。ペインクリニック32(1):122-133,2011

    渡邉恵介、橋爪圭司.

著書

  • 渡邉恵介.“痛み”のX線透視下インターベンショナル治療(編:森本昌宏,橋爪圭司).克誠堂出版株式会社.p49-78,2020

  • 渡邉 恵介.急性腰痛と慢性腰痛.ペインクリニック診療38のエッセンス(編:細川豊史).歯薬出版株式会社.p55-59.2018.

  • 渡邉恵介、藤原亜紀.FBSSに対するアプローチ法(編:井関雅子 シリーズ編集:表 圭一、山本達郎、井関雅子、川真田 樹人)Science & Practice 8 臨床に役立つ神経障害性痛の理解 株式会社文光堂 p123-124,2015

  • 渡邉恵介、橋爪圭司. 痛みの診療 ベストプラクティス 脳脊髄液漏出症(監修:小川節郎、牛田享宏). 株式会社 メディカルレビュー社p132-133、2014

  • 渡邉恵介、橋爪圭司. 痛みのScience&Practice 5. 痛み診療キーポイントB. 痛みの疾患、病態 17脳脊髄液漏出症(編集:川真田 樹人 シリーズ編集:表 圭一、山本達郎、井関雅子、川真田 樹人). 株式会社 文光堂p116-117、2014

  • 渡邉恵介、橋爪圭司. 痛みのScience&Practice 5. 痛み診療キーポイント B. 痛みの疾患、病態 18三叉神経・自律神経性頭痛(編集:川真田 樹人 シリーズ編集:表 圭一、山本達郎、井関雅子、川真田 樹人). 株式会社 文光堂p118-119、2014

  • 渡邉恵介、橋爪圭司. 痛みのScience&Practice 6. 神経ブロックに必要な画像解剖 Ⅶ.交感神経系 3腰部交感神経節ブロック(編集:表 圭一 シリーズ編集:表 圭一、山本達郎、井関雅子、川真田 樹人). 株式会社 文光堂p246-247、2014

その他

  • 【受賞】 2017年7月 日本ペインクリニック学会優秀発表賞

  • 【受賞】2015 年7月 日本ペインクリニック学会優秀論文賞

  • 【受賞】2013 年7月 日本ペインクリニック学会優秀論文賞

SNS・ブログ等

本ページにおける情報は、医師本人の申告に基づいて掲載しております。内容については弊社においても可能な限り配慮しておりますが、最新の情報については公開情報等をご確認いただき、またご自身でお問い合わせいただきますようお願いします。

なお、弊社はいかなる場合にも、掲載された情報の誤り、不正確等にもとづく損害に対して責任を負わないものとします。

他の医師を見る

同じ所属病院の医師